肥満対策、ブレットプルーフコーヒー
とその後

私はデイブ・アスプリー氏の「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」が2015年に出版されたときに購入して、減量を始めました。当時血圧が高かったこともあって身長172cmで83kgでBMI28の肥満の解消が課題となっていました。しかし実際やるとなると不具合が出てきたので自分なりにメソッドを改良しました。アスプリー氏のメソッドではバターとMCTオイルをコーヒーに入れて朝食代わりにする。確かにこれで糖質依存の体からケトン体依存の体にスイッチして、昼食時の空腹感が減少し昼ごはんを少なくできます。ただ空腹感の内、血糖値低下により脳が感じる部分は抑制されるのですが、胃が空であると言う空腹感が残ります。これを我慢するのが結構難しかったんですが、これは春日屋のコンニャクうどん(https://www.amazon.co.jp/stores/%E6%98%A5%E6%97%A5%E5%B1%8B/page/73D9A60C-0E1D-4F95-A7D3-AE3A42368F27?ref_=ast_bln

)を使用することにより解消しました。一食9カロリーです。このうどんは少し独特の臭いがあるのでザルに入れて水道水で洗い、鍋で5分ほど煮て、フライパンで油を使用して野菜や肉と一緒に炒めて食べてます。このおかげで体重は10kgの減量ができて体調も良くなりました。しかし、健康診断で血液検査をしたところ大きな問題が発生しました。それは血中のLDLコレステロールが基準値を超えてしまったことです。年々この数値が上がるのでブレットプルーフコーヒーからバターを抜いて運用しています。バターを抜いても飢餓感を抑える効果には大きな影響はないので、そのまま続けています。現在は週に3~4日この食事を取り入れています。少し科学的にこのブレットプルーフコーヒーの事を考えると面白いことに気づきました。サーチュインの活性化に効くとしてサプリのNMNが大人気ですが、NMNは細胞内でNAD+に変化してサーチュインを活性化しています。さて糖(グルコース)が細胞内のミトコンドリアで分解されてエネルギーになるとき4個のNAD+が消費されて消えます、これに対してケトン体はNAD+が1個消費されるのみで分解されてエネルギーになります。細胞内で大量のNAD+が消費されていることを考えるとケトン体を利用する体にスイッチすることがどれほど大事かわかります。ケトン体にスイッチしたネズミの実験が報告されています

(https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30490-4)。

脂肪を多く含み、炭水化物の少ない食事をしたマウスの平均寿命が13パーセント延びました。これは人間では7〜10年に相当します。

 

多くの議論の的となってきた「ケトジェニックダイエット」は、炭水化物レヴェルが低いときに身体が(主要なエネルギー源として)グルコースを消費するのを止め、脂肪を燃焼させることでケトン体を生成して必要なエネルギーを得る、という原則に基づいています。研究チームは、マウスを3つのグループに分類。1つ目のグループはケトジェニックダイエットに従い、2つ目は通常の食事を、3つ目は炭水化物と脂肪の含有量の少ない食事をした。

その結果明らかになったのは、ケトジェニックダイエットを取り入れたマウスの平均寿命が著しく増加したということです。さらに、脂肪を多く含む食事法は、記憶力と体力などの運動機能を向上させたということだ。さらに、腫瘍の発生率に対しても効果があったそうです。

我が家は、嫁さんがスキーが上手でライセンスも持ってますので毎年スキーを楽しみます。私の技術では太った体と衰えた筋力でスキーは楽しめませんからダイエットは重要です。

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