健康長寿にサプリを大いに活用する

私は製薬、検査薬、バイオの分野で研究開発を長くやってきました。先の記事で紹介したようにイギリス王室は健康的な生活を90代まで送っています。エリザベス女王は96歳ですがボケることもなく元気に公務をこなされています。このように人の寿命は現代科学では90歳以上に到達していると思われますが経済的な格差が大きいと言う分析がでています。

10~15年もの格差が具体的にどこから生まれるのか明らかにして、一つ一つ取り入れていくことが重要です。更に長寿に関する科学がここに来て急進展しています。可能な限りこれら関連の薬品、サプリを引退博士の目で評価し取り入れて行くことを目指します。ここで医薬品とサプリの薬品の世界における立ち位置を見ていくと、医薬品は開発に10年近くかかり、臨床試験にかかる費用は、ものにもよりますが数十億円は必要でしょう。そのため基本的に自社特許があり、患者数の多いものしか開発しません。そのため難病や希少疾患の薬が開発されることはほとんどありません。また、これだけのお金を使って臨床試験をやって厚労省に認可されても所詮例えば70%の人に効いても、残り30%には効かないと言うように100%の人に効くわけではありません。

そこで必要なものがサプリとなります。確かに数十億円も費用のかかる臨床試験をしていないので効くかどうかは動物実験のデータと論文などの科学データを頼りに自分の体で試してみるほかありません。しかし多種多様な効能を持つサプリが売られています。日本では食品扱いで毒性がなければ農水省で認可されて売られていると思います。素晴らしいサプリもあるのでこれらをうまく使って健康で100歳まで長生きしたいものですね。

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