寿命と年収の関係 大阪の例

掲載の写真は大阪の世帯収入と平均寿命の関係。相関係数およそ0.9。この手のグラフを作ったことがある人ならわかると思うけど。0.9と言うのはすごく強い正の相関関係を示す。浮浪者が多いので有名な西成と天王寺の間で78歳平均寿命がちがう。浪速と天王寺でも4歳ちがう。世帯収入が多いと寿命が伸びる理由は何だろう。人間ドック、教育、食事、住環境。まー西成の路上生活者の寿命が短いのはわかる。健康診断をやらない、風呂に入らない、ジムでエクササイズなんかできるとは思えない。誰が見ても体に悪そうな生活。NHKの特集でこのような年収の低い方の一例として30代で糖尿病になり視力が落ち、腎不全を併発して寝込んでいる女性の話が出てきた。2~3か月後には腎臓透析が必要になると言う。お金がないので糖尿病と知っていいたにも関わらずほおっておいたらしい。若い時から非正規雇用。長時間労働で家に帰るとコンビニ弁当2個とビール500mLと言う乱れた食生活で糖尿病になったとのこと。目が見えなくなって仕事に支障が出て初めて病院受診。収入の低さが寿命に影響を与える一例ですね。

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